効果的な読み方を紹介 五百川小で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
興味がある記事に印を付ける児童たち

 福島民友新聞社の「新聞ふれあい講座 まなぶん」が18日、本宮市の五百川小で開かれ、5年生38人が生活に新聞を役立てる方法を学んだ。

 同校の国語の授業として実施。「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん事務局」の渡辺順事務局長が講師を務めた。渡辺事務局長は事件、事故や政治、経済など各分野の情報量が豊富な新聞を読むことで必要な知識が深まり、文章を書く力が付くと強調。読者投稿欄「窓」への積極的な投稿も求めた。

 また、フェイクニュース(偽情報)に関連して新聞には基本的に間違った情報が載っていないという特徴を挙げ、「さまざまな情報を常に身に付け、判断する力を養ってほしい」と呼び掛けた。講座を受けた佐藤瑠君は「新聞の読み方などを知ることができた。興味を持った記事を読んでいきたい」と話した。

 実施校、随時受け付け 

 福島民友新聞社は教育現場と連携し、教育に新聞を活用するNIE活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが学校を訪れて「18歳選挙権」など時事問題から新聞のあれこれまでを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を設けており、実施校を随時受け付けています。

 講座は無料。内容、時間は要望に応じます。学校向けのほか社会人、企業向けにも対応します。講座の申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。