新聞への関心高めて 福島東高で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
福島民友新聞に目を通す生徒たち=10日、福島市・福島東高

 福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」が10日、福島市の福島東高で開かれ、1年生約280人が選挙と新聞への関心を高めた。

 18歳選挙権、意義考える

 18歳選挙権の意義などについて考える現代社会の授業として実施。同プロジェクト事務局の渡辺順事務局長が講師を務め、「主権者教育」をテーマに講義した。

 渡辺事務局長は主権者教育の意味を「社会参加のための知識、情報、技術、習慣を身に付けること」と説明。その上で「社会で起きているいろいろなことが新聞に載っている。新聞を毎日読むことでそれが身に付くため、新聞は主権者教育の教材として優れている」と強調した。

 また、生徒たちは一人一人に配布された福島民友新聞を読んで興味がある記事を探したり、選挙に関する問題を通して選挙で投票することの大切さを学んだ。