短時間で豊富な情報 県警察学校で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
若手警察官に新聞の特長などについて講義する渡辺事務局長

 福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」が19日、福島市の県警察学校で開かれ、採用1年目の若手警察官11人が、継続的な情報収集や分析に役立つ新聞の特長に理解を深めた。

 同プロジェクトの渡辺順事務局長が講師を務め、「読み上手は、話し書き上手」をテーマに講義した。警察官は配布された福島民友新聞を読み、興味のあるニュースに印を付けるなど読み方のポイントを学んだ。

 文章力向上、社説いい素材

 渡辺事務局長は「社会人として正しい情報を取り入れる習慣を身に付けてほしい。短時間で豊富な情報を取得できる新聞は一覧性に優れており、最適。警察官は書類作成も多い職業であり、文章力を身に付けるためにも長文を読むことが大事。新聞の社説はいい素材になる」と話した。