新聞活用し情報収集 県警察学校で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
新聞を読み、興味がある記事に印を付ける若手警察官

 福島民友新聞社の「新聞ふれあい講座 まなぶん」は28日、福島市の県警察学校で開かれ、採用1年目の警察官67人が、新聞を活用した継続的な情報収集や分析について理解を深めた。

 新採用の警察官に対する初任教養の一環。新聞の特長や活用法を学び、社会人としての総合的な「ちから」を身に付けてもらうのが狙い。「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん事務局」の渡辺順事務局長が講師を務めた。警察官は配布された福島民友新聞を読み、興味のあるニュースに印を付けるなど読み方のポイントを学んだ。

 渡辺事務局長は「新聞を開けば発見があり、読むことで自分の力になる」と語った上で「文章を読み慣れている人は考えながら読むことができるようになり、書類作成時の文章力を高めることにもつながる」と新聞や新聞を読むことの大切さを伝えた。