積極的学び、授業研究 小野中で公開、新聞活用した授業も
県の県中教育事務所は27日、小野町の小野中で「学びのスタンダード」進化プロジェクト授業研究会を開き、参加した教員は児童・生徒たちが積極的に学ぶための授業づくりの指導力向上に努めた。同校は同プロジェクトの事業推進地域パイロット校に指定されている。また県NIE推進協議会からNIE実践校の指定を受けており、毎週金曜日に設けたNIEタイムで新聞を活用した授業を実践している。
研究会では1、2、3年計6クラスで国語、数学、社会、道徳各科の公開授業が行われた。このうち1年国語の授業では、福島民友新聞に掲載された版画家・斎藤清の墨画展の記事が教材の一部に使われ、生徒たちが絵画、版画から受ける印象、感想などについて意見を交換した。このほか、社会の授業でも資料として新聞記事が利用された。
公開授業終了後は研究協議会と全体会が開かれ、西牧裕司同町教育長、大河原久宗同校長らがあいさつした。
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