新聞から読み解く力 江名中で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
新聞をめくり、気になるニュースを探す生徒たち

 福島民友新聞社の「新聞ふれあい講座 まなぶん」は3日、いわき市の江名中で開かれ、1年生約40人が文章の書き方のポイントなどを学んだ。

 生徒らに、新聞を読み解く力や表現力を身に付けてもらおうと開催した。「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん事務局」の渡辺順事務局長が講師を務めた。

 授業では、同市の福島民友江名販売所村山新聞店が提供した福島民友新聞を使用。生徒たちは新聞をめくりながら、気になったニュースに丸を付けるなどし、紙面の見出しや写真の重要性などを学んだ。

 渡辺事務局長は「新聞全体で1万文字が掲載されている。全て読む必要はなく、必要な記事を読むことで、新たな知識との出合いがある」と話した。現場記者が取材してから読者に新聞が届くまでの工程も紹介した。