短時間に多くの情報 県警察学校「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
興味のある記事に印を付ける初任科生

 福島民友新聞社の「まなぶん・新聞ふれあい講座」は20日、福島市の県警察学校で開かれた。今年4月に採用された初任科生短期課程の41人が、仕事に役立つ新聞活用法を学んだ。

 「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」の渡辺順事務局長が講師を務めた。初任科生は配布された福島民友を読み、3分間で興味があった記事に印を付けた。見出しや写真の大きさなどにも注目し、新聞からは短時間で多くの情報を収集できることなどインターネットとの違いを理解した。

 また、取材から紙面製作、配達まで、新聞が家庭に届けられるまでの一連の工程も学んだ。

 渡辺事務局長は「警察官として働く上で、情報や知識を身に付けることは大切。現場で間違った判断をしないように、新聞を読み、自ら積極的に情報に接してほしい」と話した。