見出しの付け方学ぶ 松陵中でまなぶん・新聞ふれあい講座

 
坂倉編成部次長(右)から見出しの付け方を教わる生徒

 福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」は29日、福島市の松陵中で開かれ、新聞委員会の生徒が見出しの付け方を教わった。

 講座は本年度2回目。1~3年生の22人が参加し、編集局の坂倉稔編成部次長が講師を務めた。生徒は米大リーグのエンゼルスで投打の「二刀流」として活躍中の大谷翔平選手が昨季のア・リーグで最優秀選手(MVP)に選ばれたことを伝える号外などを使い、見出し作りに挑戦した。

 坂倉部次長は記事にある「満票でMVP」「日本選手ではイチロー以来、20年ぶり2人目」「9勝、46本塁打」などを挙げ「記事に書かれている重要な言葉を抜き出すと、見出しができる」とポイントを説明した。また「誰に対して伝えたいのか考えることも重要だ」と述べた。

 新聞委員長の佐藤麻琴さん(3年)は「見出しは記事の内容を短く分かりやすくまとめることが大切だと分かった」と話した。