開く習慣「身に付けて」 大戸中でまなぶん・新聞ふれあい講座

本紙をめくり、関心のある記事を探す生徒
福島民友新聞社は15日、会津若松市の大戸中で「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」を開き、学習や情報収集に新聞を活用するよう生徒らに呼びかけた。
同校が日本新聞協会の「NIE(教育に新聞を)」実践校に選ばれ、授業などで新聞を活用する取り組みを9月から始めるのに先立ち、生徒に新聞へ親しんでもらおうと開催した。1~3年生21人が参加した。
同プロジェクトの渡辺順講師が、新聞の特徴や新聞が完成するまでの流れを説明。「新聞を開けば発見がある。1日3分でいいので、新聞を開く習慣を身に付けてほしい」と語った。
生徒たちは同日の本紙をめくり、関心のある記事に印を付けた。宗像日向(ひなた)さん(3年)は「新型コロナウイルスなど身近な話題や、学校で習ったばかりのロシアのウクライナ侵攻に興味があった」と話した。
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