明瞭な記事、書き方は 平野小でまなぶん・新聞ふれあい講座 

 
記事の書き方を学ぶ新聞委員会の児童=平野小

 福島民友新聞社は18日、福島市飯坂町の平野小で「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」を開いた。同校新聞委員会の5、6年生計13人が新聞作りのこつを学んだ。

 同校は本年度、日本新聞協会の「NIE(教育に新聞を)」実践指定校に選ばれた。同委員会は、毎朝の新聞から記事を選んで給食時の放送で全校児童に紹介。記事への感想や意見も加えて児童が新聞に親しみを持てるよう工夫している。また、定期的に学校新聞を発行し、新聞閲覧コーナーの管理にも取り組んでいる。

 同日は同プロジェクトの羽鳥拓貴販売局部員らが講師を務め、新聞の見方や特徴、工夫、分かりやすい記事の書き方などを教えた。羽鳥部員は見出しと写真の大切さも解説。児童らは実際に記事を読んで、特に大切な言葉は何かを考えながら、それぞれの言葉で見出しを付けた。