新聞作りの理解深める いわき・宮小で授業、資料効果的に使う

 
児童が新聞の作りについて考えを深めた授業=いわき市・宮小

 新聞を活用した教育「NIE(エヌ・アイ・イー)」を導入した授業が24日、いわき市の宮小で行われ、児童が新聞の作りについて考えを深めた。

 「現在の社会が暮らしやすくなっているか否か」について意見を発表する5年生対象の国語の授業の一環。意見を分かりやすく伝えるために、写真や表、地図などの資料を効果的に使うことの重要性を学んでもらおうと行われた。

 出席した児童8人が気になった記事を選び、添えられた写真や表の果たす役割について発表した。「写真があると物の色や形、大きさが分かる」や「グラフがあると賛成する人が多いことが分かる」などの意見が出た。