短く分かりやすく構成 ふくしま新世高でまなぶん・新聞ふれあい講座

 
新聞の上手な読み方などを学ぶ生徒たち

 福島民友新聞社は9日、福島市のふくしま新世高で「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」を開いた。「主権者教育、メディアリテラシーについて」をテーマに、生徒たちが新聞の上手な読み方や活用方法を学んだ。

 「考える力」身に付く

 定時制1~4年生約50人が受講した。プロジェクトの羽鳥拓貴講師は「新聞記事は短くて分かりやすい言葉で構成されている。遊び心のある見出しなど、みんなに読んでもらうための工夫も多くある」と特徴を説明。その上で「新聞を読むことにより、考える力や読解力を身に付けることができる」と利点を紹介した。

 生徒は、この日の朝刊をめくって関心のある記事を探すと、思い思いに読み込んだ。新聞を読む機会が少なかったという佐藤京太さん(18)は「新聞を読むことで幅広い情報を得ることができた。今後も有効に活用していきたい」と話した。