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【われら文化系TOP】
磐城桜が丘高書道部/いわき 
平成21年7月7日
  われら文化系
作品展や文化祭に向け作品制作に取り組む部員たち
 

納得いく作品へ努力


 静寂が包み込む放課後の教室に、すずりと紙に向かい作品制作に取り組む生徒たちの熱気があふれる。
 磐城桜が丘高書道部は1年生から3年生までの12人が所属。活動は毎週木曜日の放課後2時間程度行われるが、活動日以外に書道教室に通う部員もいる。
 部員たちは、県内の学生・生徒を対象とした2つの作品展への作品出品、2年に1度一般公開される文化祭での作品展示に向け、有名な書家の作品を中心に書き写すなどの練習を重ね腕を磨く。3年生は6月に作品展に出品した後、7月の小文化祭の作品展示で部活動を引退するため、現在、出展作品の制作に向け準備を進めている。
 唯一の男子部員の佐藤幸司さん(3年)は2年生の時に入部した。「書の魅力は、最初はうまく書けなかったものが練習を重ねることで書けるようになること」と話した。小学1年の時から書に取り組んでいるという木村叶さん(2年)は「高校入学後、作品の字数が増えたり技術的なレベルが上がるなど難しさを感じているが、自分の納得のいく作品ができたときはうれしい。今後は作品展で入賞したい」と意気込みを語った。顧問の安島美代子教諭は「書が好きな生徒が多く、まじめにこつこつと書に向き合っている」と部員たちを評する。

 文化祭で培った技術披露
 部長の高岡千鶴さん 部員たちはお手本に忠実に書く粘り強さを持ち、作品制作に真剣に取り組んでいる。小文化祭は3年間の部活動の集大成なのでこれまで培った技術を披露したい。

 
 
 

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