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会津学鳳中・高吹奏楽部/会津若松 
平成21年8月18日
  われら文化系
会津学鳳中・高吹奏楽部/会津若松
中高一貫校の特徴である年齢の差を超えてともに活動する部員たち
 

年齢差を超えて結束


 県内唯一の中高一貫公立校の会津学鳳中・高。同校吹奏楽部は、合唱部や器楽部などとともに、中高の生徒が活動をともにする総合文化部の一つだ。
 中学生23人、高校生41人の計64人の大所帯を、高校3年生が中心となってけん引している。顧問の古川徹同中教諭は中高合同部のメリットを「音楽の厳しさや部活動の運営など、中学生は高校生を見て学ぶ。高校生も、中学生の面倒を見ることでリーダーシップを発揮することができる」と話す。また「年齢も違い、技術的にも幅があるなか、よくコミュニケーションをとって頑張っている」と部員をたたえる。
 部長の星田翔子さん(3年)は「パートごとの個性をまとめて一つの音にするのは、大変だが楽しい」と、生き生きと語った。
 今月16日に会津若松市の會津風雅堂で開かれた定期演奏会で息の合った演奏を披露した部員たち。今年のテーマは「わぁ(輪)!!!夏!!!」で、部員同士のきずなを3部構成のステージで表現した。
 第1部は県吹奏楽コンクールの課題曲などを披露し「聞かせる」音楽を意識。第2部はミュージカル風のステージで「見せる」音楽を繰り広げた。第3部では恋愛やお祭りをテーマに歌謡曲やポップスを演奏し、聴衆を魅了した。

 定期演奏会の演出工夫
  部長の星田翔子さん 個性的な人が多い部。定期演奏会は高校3年生にとって最後のステージ。これまでとは違う演奏会にできるよう、演出などを考えた。

 
 
 

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