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【われら文化系TOP】
須賀川桐陽高吹奏楽部/須賀川 
平成22年8月3日
  われら文化系
全国大会出場に向け心を一つに練習に取り組む生徒たち
 

心を一つ演奏に磨き


 全日本吹奏楽コンクール東北大会に5年連続出場中の強豪校。6年連続の大会出場、そして3年ぶりの金賞奪還と初の全国大会出場を目指し、部員が心を一つに演奏曲の完成度を高めている。
 部員は75人で、うち男子が7人。今年の部員たちの特徴は3年生を中心にしたチームワークの良さ。どのパートも穴が少なく、まとまりのある演奏ができている。
 今年の演奏曲は、海辺の街を連想させる軽快でさわやかな課題曲の「汐風のマーチ」と、バレエ音楽の「シバの女王『ベルギス』より」の2曲。技術的には難しい曲ではないが、「音楽に説得力を持たせるためには違った難しさもある」と顧問の田母神貞子教諭。完成度を高めるため、細かい音程のズレを調整したり、ハーモニー練習などに取り組む。
 須賀川市で7月10、11の両日開かれた県南支部大会では県大会シード校らしく、「桐陽サウンド」と呼ばれる明るい演奏を披露、来場者から大きな拍手が送られた。県大会に向け、猪苗代町で強化合宿も行った。
 ホルン担当の石川沙央里部長(3年)は「昨年の東北大会では銀賞で悔しい思いをした。今年の目標は全国大会出場」と意気込む。田母神教諭は「部活動を通じて継続することの大切さを生徒に伝えたい」と話す。

みんなで課題をクリア
 部長の石川沙央里さん さわやかで元気のある部員が多く、雰囲気が良い部活。聴く人に感動してもらえるような演奏を披露したい。個人個人ではなく、みんなで課題をクリアしていきたい。

 
 
 

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