minyu-net

 
ホーム 県内ニュース スポーツ 連載 社説 イベント 観光 グルメ 健康・医療 購読申込  
 
【われら文化系TOP】
安達高自然科学部/二本松 
平成23年1月18日
  われら文化系
安達高自然科学部/二本松
「野口英世賞」で、優秀賞と入選に輝いた安達高自然科学部
 

新設部で野口賞優秀賞


 県教委が選ぶ本年度「野口英世賞」高校・共同研究の部門で、優秀賞と入選に輝いた安達高自然科学部。これまでの地学、化学、生物の各部が統合し発足した新設部で、活動1年目で野口賞の同校初受賞と2タイトル受賞の快挙を成し遂げた。「これまでの苦労が実り、本当に良かった。研究を続ける励みになった」と伊藤和豊部長(2年)。
 同部には1、2年生計6人が所属。本年度は、野口賞優秀賞の「実はまだよく分かっていない!身近な物理現象の探究―転がり摩擦力とは何か」、野口賞入賞の「大気の光学現象『環水平アーク』の確認と発生時の気象条件」のほか、「太陽熱の利用―太陽反射炉の作成と利用について」の3テーマを柱に、日々研究や実験を重ねている。
 野口賞出品のため、夏休み返上で研究に臨んだ。より正確な数値を得るため、夜中まで学校に残り実験を繰り返したこともあった。「協力して実験を行い、考察を導き出すためとことん話し合った。以前に比べ結束力が高まった」と部員一同。今後は3テーマをさらに追究、発展させる考えだ。「新年度も野口賞受賞を狙う」と部員の意気込みは十分。
 顧問の対馬俊晴、渡辺公一両教諭は「本当によく頑張っている。生徒の自主性を尊重し、適切な助言で力を引き出したい」と話す。

 研究進展させる雰囲気づくり
 部長の伊藤和豊さん 研究を進展させるような、活発な意見が出せる雰囲気づくりを心掛けたい。野口賞最優秀賞受賞を目指し、頑張りたい。

 
 
 

福島民友新聞社

〒960-8648 福島県福島市柳町4の29
個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN