「神社のえほん」 お参りの仕方や歴史を解説

あすなろ書房 1540円
みなさんは神社に行ったことがありますか。いつ、どんな時に行きましたか。
サッカー少年のゆうたは、神社に初詣(はつもうで)に行った時「春の大会でレギュラーをとれますように」とお願いをしました。帰り道ゆうたは、ふと思いました。弟が生まれた時の「お宮参り」、母さんの妹の「結婚式(けっこんしき)」、いとこの「七五三」。神社には、家族や親せきに何か特別なことがある時に来るのが多いのです。神社って何のためにあるのだろう?
じいちゃんに聞くと「神社は、昔から日本におられる『神さま』をまつるための建物。『まつる』とは、お供(そな)え物をして感謝(かんしゃ)をささげたり、お願いごとをすること」と教えてくれました。また神主さんには、神社にあるもの一つ一つに意味があることも教わりました。
お参りの仕方や、神主さんたちの仕事、神社の始まりから歴史(れきし)まで、詳(くわ)しく分かりやすく描(か)かれた絵本。家族で楽しみながら、日本の伝統(でんとう)文化を知ることができる一冊(いっさつ)です。
※福島子どもの本をひろめる会が推薦する本を紹介しています
- 「大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語」 アフガンに井戸、65万人救う
- 「和ろうそくは、つなぐ」 職人の知恵、循環型の物作り
- 「てぶくろがいっぱい」 みんなの優しさ集まって
- 「戦争をやめた人たち・・・1914年のクリスマス休戦・・・」 敵兵士と共に歌、サッカー
- 「パンに書かれた言葉」 戦争の記憶、平和へつなぐ
- 「みんなの研究『女子サッカー選手です。そして、彼女がいます』」 性のあり方、個人を尊重
- 「ほじょりん工場のすまこちゃん」 春休みに自転車の特訓
- 「『オードリー・タン』の誕生」 心臓病や不登校乗り越え
- 「ぼくたちのスープ運動 小さな思いやりが世界を変える!」 「誰かのため」幸せ広げる
- 「おもちゃ屋のねこ」 不思議な猫、心温まる物語