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参院選出馬予定4氏、南相馬で公開討論

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参院選福島選挙区に立候補を予定している4氏が参加した公開討論会。各設問に○×で意思を示した=15日、南相馬市
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参院福島選挙区(改選2)の立候補予定者4氏は15日、日本青年会議所福島ブロック協議会が南相馬市で開いた公開討論会に参加した。
〇×式の「憲法改正は必要」の設問では、森雅子氏(自民)が「平和理念は世界に誇るべきだ」としながら改正には賛成。金子恵美氏(民主)は「平和や国民主権については重要で変えるべきでない」としたが「加えるべきものもある」として判断を示さなかった。宮本しづえ氏(共産)は「平和な暮らしを守る」、小川右善氏(社民)は「憲法を暮らしに生かす」と、ともに反対。4氏とも9条は守る姿勢を示しながら、回答は分かれた。
社会保険庁問題については、森氏が「外部が監視できる情報公開の充実」、金子氏は「すべての国民年金加入者に納付記録を送付する」、宮本氏は「納付者の救済と社保庁の解体は同時に行うべきでない」、小川氏は「実態解明と責任の所在の明確化」を主張した。
医師不足など医療問題では、森氏が「医師のスキルの問題ではなく国の財政投入が必要」、金子氏が「勤務体制の改善と女性医師の活躍できる環境づくり」、宮本氏が「診療報酬を増やし、公的病院の機能強化」、小川氏が「厳しい労働条件を改善すべきだ」と述べた。
討論会は22日に会津若松市、28日に郡山市でも開く。
(2007年6月16日 福島民友参院選ニュース)
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