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迅速開票リハーサル 参院選本番へ選管始動

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29日投票の参院選に向け、相馬市が実施した開票事務の確認作業=10日、同市のスポーツアリーナそうま
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年金問題や政治とカネの問題などでにわかに注目度を増した夏の政治決戦、第21回参院選の公示が間近に迫った10日、県内では4月の県議選で開票時間「日本一」を達成した相馬市がリハーサルを実施したり、伊達市選管が13日から始まる期日前投票に向けて態勢を確認するなど、市町村選管による投開票の準備に一気に拍車が掛かった。
選管のもう一つの難題は、深刻さを増す投票率の低迷。県選管は若い有権者を意識して電子メール用「顔文字」を啓発ポスターに登場させるなど、関心の高まりに期待を寄せる。市町村選管もあの手この手の秘策を練っているが、論戦の盛り上がりを待つばかりだ。
相馬市のリハーサルは、実際の開票所となるスポーツアリーナそうまで行われた。比例の投票数1万7000票を想定し、模擬の投票用紙などを使って開票事務のテストを実施した。
同市は昨年の知事選以来、「相馬方式」と呼ばれる独自の開票事務に取り組み、4月の県議選で開票時間22分の「日本一」を達成。今回の参院選では、前回参院選の開票時間3時間15分の大幅な時間短縮とコスト削減を目指す。
参院選比例代表の非拘束名簿式に対応するため、統一地方選で実施した開票事務をさらに改良。前回参院選時の職員数138人から58人減の8班80人態勢で実施し、選挙区の開票が終了してから比例代表の開票に移る2段階方式を採用する。
(2007年7月11日 福島民友参院選ニュース)
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