期日前投票3日間で9488人
県選挙管理委員会は16日、期日前投票の開始3日間(15日現在)の投票者数を発表した。県内で9488人が投票、前回2004(平成16)年参院選の同期比で2611人上回った。
前回は2議席をめぐり、自民、民主がそれぞれ現職1人に候補者を絞って戦った結果、最終の投票率は60.3%だった。今回も自民、民主は候補者を1人に絞り込んだが、期日前投票は前回時より普及したこともあり、比較的好調な出足となった。
一方、4月の参院補選(投票率56.7%)と比べると6427人の大幅減。補選が1議席を争う構図で、期日前投票の推進を運動方針に掲げた陣営もあったが、今回は出足が鈍い。
地元候補がいる市町村をみると、福島市が前回を862人上回る好調ぶり。伊達市も前回(5町合計)より135人多く、関心度の高さを示す。いわき市は同68人増、会津若松市は前回(3市町村合計)比17人増で、ほぼ前回並みとなっている。
都市部では、郡山市が同634人増となった。 一方、投票日の29日に同日選を控える白河市(市長選)、本宮市(市議選)、平田村(村長選)は、いずれも前回(合併市町村は合計)を下回り、地元選挙が告示された後に参院選と併せて期日前投票するケースが増えそうだ。
(2007年7月17日 福島民友参院選ニュース)
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