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金子氏先行、森氏が猛追/本社世論調査(上)

 第21回参院選は序盤の1週間が経過。福島民友新聞社は今回の選挙について、読売新聞社と共同で世論調査を行った。調査結果に本社取材網の情報を加味した分析によると、改選議席2に新人4人が立候補した福島選挙区では、民主の金子恵美候補(42)が先行、自民の森雅子候補(42)が激しく追い上げる形で2人が抜け出した。共産の宮本しづえ候補(55)と社民の小川右善候補(57)は懸命に浸透を図っている。しかし、3割強の人がまだ意中の候補を決めておらず、残る12日間をどう戦うかが各陣営の勝敗の鍵を握る見通し。

 3割強「まだ候補決めず」
 金子、森両候補は地域的に若干の差があるものの県内全域で激しくトップ争いを演じている。
 金子候補は民主支持層の8割近くを固め、自民、共産、社民支持層の1割に食い込んでいる。地域的にも全域で浸透、特に衆院1区、2区で優位に立っている。年代別では50代、60代に強く、職業別でも専業主婦を除いて幅広い支持を得ている。
 森候補は自民支持層の6割強を固め、推薦する公明の支持層の7割から支持を得ている。地元の衆院5区と3区で競り合い、4区も猛追。女性の支持は他候補を上回り、特に専業主婦層に支持を広げている。年代別では70歳以上で先行、20、40代で競り合う。
 宮本候補は共産支持層の8割弱を、小川候補は社民支持層の6割強を固めた。しかし、両陣営が期待する無党派層の支持は金子、森両候補に流れつつあり、2大政党のトップ争いに押されて浸透が弱い。
 ただ、全体の3割強、特に無党派層の6割強はまだ誰に投票するかを決めかねており、勝敗を左右する可能性もある。
(2007年7月18日 福島民友参院選ニュース)

 
 
 

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