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青年層の投票率カギ 政治決戦カウントダウン

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29日の投票日を控え、投票所の設営準備を進める職員=27日・福島市
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運動期間が残り1日となった参院選。福島選挙区の2議席を争った4陣営、比例代表の1票の上積みにしのぎを削った各党・政治団体は激戦を振り返りながら28日、最終遊説に臨む。投票結果を大きく左右するとみられる若年層の意思表示も注目され、各陣営が最後のお願いで浸透を図る。福島市などでは投票所の設営も始まり、今年最大の政治決戦はいよいよ、カウントダウンを迎えた。
近年の国政選挙で大きな課題となってきた20代、30代の青年層の投票率が、今回の参院選では勝敗のカギを握りそう。県内世論調査でも年金問題が争点になったことで中高年層の投票率は高まる見通しで、各陣営が上積みを図るには青年層の関心をいかに引きつけるかが重要になる。
県選管など選挙啓発の関係者が懸命に知恵を絞っても、なかなか成果につながらない難題で、背景には、初めて選挙権を行使する20代前半の青年層が、本県の場合は住所を県内に置いたまま進学や就職で県外に出ていることが多いため−と指摘されている。今回は投票日が1週間延びて夏休みに入っており、帰省者も少なくない中で各陣営の青年層対策が成果を問われる。
投票所づくり着々進む
参院選の投開票日を29日に控え、投票所の会場づくりが、急ピッチで進められている。福島市では80カ所ある投票所のうち、杉妻支所が27日、管内2カ所の学習センターと集会所に投票所を設営した。職員が床にシートを敷き、投票箱や記載台を次々に運び込み、投票手順通りの会場設営になっているか最終確認した。
(2007年7月28日 福島民友参院選ニュース)
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