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金子さん「追い風」乗る 大量得票、トップで当選

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初当選を決め支持者らとともに万歳三唱する金子氏=29日午後8時10分ごろ、福島市
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早々と当選確実が伝えられた福島市の金子恵美さんの事務所は、トップ当選の勢いにボルテージは最高潮に達した。出馬表明が最も遅かった金子さんだが、地元県北地方を中心に県内全域で幅広く支持を集めた。民主に期待する追い風にも乗り、国政デビュー戦を華々しく飾った。
4年前の衆院選。一時は候補者に内定しながら、民主と自由の合併による候補者調整で国政への道を断念。旧保原町議、伊達市議として市民の声に耳を傾けながら、県連の男女共同参画担当局長を務めるなど、地道に活動を続けてきた。今回も擁立決定の直前、家族の1人に重い病が見つかった。再び出馬を断念せざるを得ない状況と思われたが、県連のバックアップや周囲の説得で悩んだ末に決断、道を切り開いた。
支援者から花束を受けた金子さんは「生活者の視点で訴えてきたことがしっかりと届き、勝利に結び付いた」と力強く勝利宣言。元衆院議員の父徳之介さん、妹の美智さんらと抱き合い喜びをかみしめた。
父の悲願だった政治改革に力を注ぐ決意を示した金子さんに、詰め掛けた多くの支持者から「頼むぞ」と激励の声が飛んだ。
史上2位の得票/福島選挙区通常選挙
福島選挙区で金子恵美氏が得票した50万3423票は、同選挙区通常選挙では1986年の鈴木省吾氏(自民)の55万5089票に次ぐ史上2位。補選では88年の石原健太郎氏(同)の70万2940票がある。
(2007年7月30日 福島民友参院選ニュース)
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