県民の選択、国政左右/鳩山民主幹事長が街頭演説
鳩山由紀夫民主党幹事長は24日、参院補選と統一地方選候補予定者応援のため来県し、福島市と郡山市で街頭演説を行った。本県と沖縄で行われる参院補選で、鳩山氏は本県担当に指名されており、この日が本格始動。「この国の未来図が変わる重要な選挙。政治を国民の手に取り戻すのか、ますます堕落してしまうのか。県民の皆さんが国民を代表して選択する」と重要性を訴えた。
福島市の街頭で鳩山氏は、「(自民は)格差の問題はもういい、と争点を外し憲法問題を持ち出した。格差の問題に目を向けるべきだ」と批判した。
選対本部長の玄葉光一郎県連代表は、前日に福島市入りした自民党の中川秀直幹事長の動きを意識して、「補選は自民党対地方の戦い。さっそく市町村長や団体への締め付けが始まった。地方の総意、本県の意地として結束を示さなければならない」と述べ、自民との対決姿勢を鮮明にした。
(2007年3月25日 2007統一地方選福島民友ニュース)
|