【2007統一地方選TOP】
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県議選告示 23選挙区に80人立候補
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統一地方選のトップを切ってスタートした県議選。県議会の在り方を最大の争点に、候補者たちが舌戦を展開している=30日午前、JR福島駅前
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統一地方選の県内トップを切って第16回県議選が30日告示され、23選挙区、定数58に80人が立候補した。知事選に敗れた自民党が議会の主導権を維持して緊張関係を持続するのか、佐藤雄平知事系の無所属議員と民主、社民両党で固める少数与党・県民連合が拮抗(きっこう)状態に持ち込むのか、県議会の在り方を最大の争点に4月8日の投票日に向けた9日間、舌戦を繰り広げる。
福島市、会津若松市などで定数を大きく上回る激戦、白河市なども混戦となる一方、二本松市、須賀川市、岩瀬郡、田村郡、喜多方市、耶麻郡、河沼郡、大沼郡、相馬郡の9選挙区では無投票が確定、自民7人、非自民5人の計12人が当選を果たした。
混戦模様に訴え熱く…
前哨戦で帯びた熱を一瞬冷ました朝の雨も、すぐにやんだ30日、統一地方選の号砲が県内にこだました。第1弾の県議選には23の選挙区に、予想された80人が立候補を届け出、支持者の待つ事務所や市街地へと選挙カーが走った。無投票当選が決まった9つの選挙区を除けば、選挙区史上最多の12人が立候補した福島市のように混戦模様。政党対政党の激突あり、同系統でもライバル対決ありと、選挙区ごとに複雑な事情が絡んで有権者への訴えはヒートアップしており、9日間の実戦から目が離せない状況だ。
(2007年3月31日 2007統一地方選福島民友ニュース) |
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