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自民29 過半数割れ 県民連合系躍進/県議選
統一地方選の県内での前半戦となった第16回県議選は8日、無投票の9選挙区を除く14選挙区で投票が行われ、即日開票の結果、46人の新県議が誕生した。無投票当選の12人を加えた新たな県議会勢力図は定数58に対し、自民29、民主11、公明3、共産3、社民3、無所属9。少数与党に支えられた佐藤雄平知事の誕生から5カ月で、議会構成の変化が最大の焦点となった中、県民連合系は民主、社民、民主推薦の無所属を合わせて現有の15人から20人に躍進、発言力を伸ばした。
佐藤県政は知事選に続いて県民から一定の支持を獲得した。自民は前回比8減で過半数を割り込み、結党以来最低の当選者数。しかし、無所属の取り込みで単独過半数は確保の公算。共産は1増。県政汚職などでチェック機能が問われた現職は46人が有権者の負託を受け、新人当選は10人だった。
女性議員 最多の6人
今回の県議選では、女性候補が10人立候補し、6人が当選、過去最多となった。
女性候補は、福島市で現職と新人が各1人、郡山市で現職3人、いわき市で新人1人が当選。これまでは前回までの4人が最多で、一気に2人増えた。いわき市の女性県議は初めて。
(2007年4月9日 2007統一地方選福島民友ニュース) |
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