【2007統一地方選TOP】
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抵投票率に歯止めを 県選管が各地で啓発
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棄権防止を呼び掛ける県選管の職員たち。有権者の判断が問われる=福島市・福島サティ
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参院補選の関心の低さが終盤まで指摘されている。県選管は21日、県内7つの地方事務局を中心に街頭や大型店前などで啓発活動を繰り広げたが、先行した県議選が過去最低の56.99%を記録しただけに危機感は強い。参院補選で県が予算化した選挙経費は11億5900万円。民主主義のコストとして県内有権者1人当たり700円近くかかる計算だが、全額国庫支出のため、県内だけでなく全国の期待も背負いながらの一票になる。
近年の参院選福島選挙区で投票率が最も低かったのは、統一地方選の後の夏選挙となった1995(平成7)年の51.74%。その後は60%台をかろうじて保っている。
(2007年4月22日 2007統一地方選福島民友ニュース) |
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