【2007統一地方選TOP】
|
若松市長に菅家氏3選 新人3氏振り切る
|
3期目の当選を果たし万歳する菅家氏。右は妻美穂さん=22日午後8時50分ごろ、会津若松市中町
|
第16回統一地方選を締めくくる会津若松市長選、7市議選、5町村長選、12町村議選、2町村議補選は22日投開票が行われた。今年最大の首長選となった会津若松市長選は、無所属現職の菅家一郎氏(51)が、いずれも無所属新人の元河東町長栗城春夫(56)、元市収入役渡部豊一(65)、前市議阿部光正(56)の3氏の挑戦を退け、3選を果たした。同市長選での3回連続当選は32年ぶり。
菅家さんに市民軍配
「イチロー万歳」―。22日投開票が行われた会津若松市長選は、「これまで土台を築いてきた。まちづくりを形にするのは3期目」と訴えてきた現職の菅家一郎さん(51)が3選を果たした。新人3人の挑戦を受けた激しい戦いだっただけに、同市中町の選挙事務所に駆け付けた支持者は何度も喜びを爆発させ、雨の夜空に歓喜の声がこだました。
午後8時すぎ、テレビ局が早々と「当選確実」を報じると、菅家さんの選挙事務所は喜びに沸き返った。直後から、事務所前の特設会場には支持者が次々に訪れ、祝勝ムードは最高潮に。選挙戦を共にした支持者らは、抱き合ったり、肩をたたき合うなど感動を抑え切れない様子。
菅家さんが妻の美穂さん(42)と会場に姿を見せると、支持者から次々に握手を求められた。菅家さんは「厳しい戦いの中、力強い支援をもらった。新生会津の創造に身をささげる」と、かすれた声で感謝と決意の言葉を述べた。
だるまに目が描かれた後、渡部浩市選対本部長の音頭で万歳三唱の大合唱。割れんばかりの歓声と拍手が響き渡った。
(2007年4月23日 2007統一地方選福島民友ニュース) |
|
|