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「イノシシ対策」悩みの種 実費で金属柵追加、警戒強める

「イノシシ対策」悩みの種 実費で金属柵追加、警戒強める

水田を囲った電気柵を手入れする坪井さん=田村市都路地区

 田村市都路地区の避難指示解除準備区域で、今年3年ぶりにコメ作りを再開した坪井久夫さん(63)は、作付けした2.6ヘクタールの水田を全て電気柵で囲った。坪井さんは「少しでも隙間があればイノシシは入ってくる」と対策の難しさを口にする。
 坪井さんは、行政の補助が受けられる電気柵に加え、十数万円かけて実費で金属柵も購入した。「お金はかかるが、イノシシの被害のリスクの方が大きい」と考えているからだ。当初は自家栽培する野菜などにも被害が出ていたが、柵による対策を強化したこともあり、現在は被害が少なくなった。しかし、「今後も安全かはまだ分からない」と警戒を強める。
 坪井さんは、イノシシ被害の軽減に向けては、何よりも、地域全体でコメの作付けが進むことが重要だと考えている。作付面積が増えることによって、被害のリスクが分散できるからだ。坪井さんは「電気柵だけではイノシシは防げない。作付けが進むように、そのほかの対策についても、行政は支援を手厚くしてほしい」と求める。
(2013年9月8日 福島民友ニュース)



 

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