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川内の保育現場“思い複雑” 線量低ければ低い方がいい

 「自分では1ミリシーベルトにこだわらないが、園児のことを考えると放射線量は低ければ低い方がいい」。川内村の保育士斉藤靖子さん(30)は率直な思いを語る。
 原発事故の後、千葉、埼玉両県への避難を経て横浜市で生活した。2012(平成24)年3月末に役場機能が村内に戻り、同年4月から勤務先のかわうち保育園が再開したのに合わせて帰村した。
 保育園では毎日、園庭9カ所で線量を測定。線量は毎時0.1〜0.4マイクロシーベルト程度。再開当初は保護者から「子どもを外で遊ばせるのは1時間ほどにして」と要望された。屋外活動が制限された当時、園児から「放射線が高いからお外で遊べないんでしょ」と言われ、子どもなりに苦しみを抱えていることも痛感した。
 今は、保護者の声はなくなり、園児は時間を気にせず元気いっぱい園庭を駆け回る。斉藤さんは外で遊ぶ子どもの姿に「放射線量の数値ばかり気にし過ぎるのも、どうなのかな」と複雑な心境をのぞかせる。
(2014年1月11日 福島民友ニュース)



 

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