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情報きめ細かく発信 本宮のコミュニティーFM、正確さ追求

情報きめ細かく発信 本宮のコミュニティーFM、正確さ追求

地域密着の情報を送り続けている本宮市の「Mot・Com」。震災以降、被災者支援や防災面での対策を進めている

 地域、住民密着の情報を迅速に伝えることが可能なコミュニティーFM。地震や台風、豪雨などの災害発生時は情報伝達の手段として貴重な役割を担う。
 本宮市の「Mot・Com(もっとこむ)」(77.7メガヘルツ)は東日本大震災以降、いち早く被災者支援に乗り出し、住民に密着した情報を硬軟織り交ぜながら送り続けている。
 同局は、同市で避難生活を送る浪江町民向けの番組「ワンダフル浪江」を企画し、町民に身近な話題を伝えてきた。震災翌年の2012(平成24)年3月からは、同市の防災行政無線の内容をラジオ放送中に緊急放送するシステムの運用を開始。また同町から避難し、同市で生活する会津大短期大学部産業情報学科の常盤梨花さん(20)がボランティアパーソナリティーとして地域の情報を伝えるなど、放送を通じた住民同士の交流の輪は着実に広がっている。
 震災時、同局ホームページ上に短文投稿サイト「ツイッター」などを立ち上げたが、正確な情報かどうか判断が鈍る場面もあったという。このため災害時に根拠のないうわさ話などに惑わされず、正しい情報を受発信しようと、市内各所の被災状況を把握し、住民に伝えるための「防災協力員」制度を設けた。パーソナリティー、聴取者が双方向で情報を共有し、有事に備える体制を整えている。ディレクターの伊藤芳雄さんは「いかに信頼できる情報をどう確保し、伝えていくかが重要」とコミュニティーFMの役割を認識する。「放送だけの一方通行ではなく、リスナーと相互のコミュニケーションを取っていきたい」と、地域密着のFM局として一層の内容充実を目指している。
(2014年3月2日 福島民友ニュース)



 

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