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武内双葉地区教育長会長に聞く 「“新たな双葉”創造して」

武内双葉地区教育長会長に聞く 「“新たな双葉”創造して」

「16年度には併設型にしてほしい」と話す武内教育長

 「連携型」で15年度に開校する中高一貫校。県教委は「併設型」への移行時期を明らかにしていないが、双葉郡の教育長たちは併設型を希望している。双葉地区教育長会長の武内敏英大熊町教育長に展望を聞いた。

 ―連携型での開校が決まった。
 「15年度の開校を考えれば、スタートは連携型でやむを得ない。しかし、いつまで連携型なのか明らかになっていない。併設型の中学校がいつ開校するのか分からないと、子どもたちが困る。できれば16年度から併設型にしてもらいたい。双葉郡としても早急に結論を出そうということにしているが、県教委も理解してもらっているとは思う」

 ―併設型を強調する理由は。
 「中学校では高校入試、高校では大学入試というように、常に入試のための学力向上が目標になっている。6年間を通した教育ができれば、6年後はこんな人間になりたい、社会の役に立ちたいなどと考えることができる。教育は今、変わらなければ、この先、1000年変わらない」

 ―中高一貫校の入学希望者数の見通しは。
 「今の区域外就学でうまくいっているのなら、それでいいし、双葉郡の学校に戻ってもいい。どちらでもなければ中高一貫校を選択してもいいと選択肢を広げるのが狙い。子どもたちをかき集めるつもりはない」

 ―カリキュラムに魅力が必要だ。
 「大事なのは、授業の進め方。子どもたちは、先生が黒板に書いたことをノートに書いて覚えるという授業は嫌だという。仮称だが、『ふるさと創造学』という授業を考えている。新たな双葉郡をどのようにつくっていくかを子どもたちの共通課題にして解決策を見つけていく授業などを展開したい」
(2014年3月10日 福島民友ニュース)



 

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