投開票所確保始まる 会場変更の自治体も/県内各選管
衆院選の投開票日が8月30日に固まったことを受け、県内各市町村の選挙管理委員会の多くは14日、投開票所の確保を始めた。しかし、すでにイベントや団体の予約が入っている会場も多く、延期や場所の変更を依頼。中には調整がつかず、投票所を変更せざるを得ない自治体も出てきた。
伊達市では8月30日、伊達ももの里マラソン大会が開かれる。保原投票区の投票所はこれまで市保原体育館だったが、当日は大会で使用するため、市は投票所の変更を決めた。大会には全国から5千人近い参加者を見込んでおり、大会の変更は困難と判断した。市の担当者は「有権者の混乱と不便さの回避に最善を尽くしたい」としている。
古殿町選管はこれまで、開票所に町民第一体育館を使用してきたが、投開票日は町内の家庭バレーボール大会と重なった。大会の日程変更が困難なため、同町選管は開票所を古殿勤労者体育センターに変更することを検討している。
(2009年7月15日 福島民友衆院選ニュース)
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