期日前投票は前回の1.58倍 関心の高さ裏付け
県選挙管理委員会は24日、衆院選公示翌日の今月19日から23日までの期日前投票(小選挙区)の中間状況を発表した。県内投票者数は4万4393人で、前回2005(平成17)年衆院選の同時期(2万8183人)の1.58倍となり、「政権選択」が最大の焦点となっている今回衆院選の関心の高さを裏付けた。
全市町村で最も投票者数が多かったのは郡山市の8995人。県選管は「期日前投票の中間状況から最終的な投票率を判断することはできないが、県民の関心が高いことは分かる」と投票率アップを期待している。
投票を済ませた有権者のうち、3万4816人(78%)が市部の有権者で、町村部は9577人(22%)。13市のうち田村市を除く12市で前回を上回っている。特に、いわき市は前回の3.72倍のハイペースで、6353人がすでに1票を投じた。
町村部では、葛尾村の3.43倍が最高、西郷や泉崎など7町村も2倍を超えた。前回を下回っているのは田村市、下郷町、三島町、金山町の4市町。
(2009年8月25日 福島民友衆院選ニュース)
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