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投開票の準備OK 市町村選管、投票率の上昇想定
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期日前投票の最終日に投票する有権者=29日、福島市役所
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「政権選択」が最大の焦点となる衆院選の投票日を翌日に控え、各市町村の選管は29日、投票所や開票所の設営などの準備作業をほぼ終えた。県内の期日前投票は前回を大幅に上回る見通しで、投票率も前回の71.62%より上昇する可能性があり、投票総数の増加で開票作業が遅れる可能性もある。県選管がまとめた市町村別小選挙区の開票終了予定時刻から、開票率が90%前後に達する時点で大勢が判明すると仮定した場合、1、2区は午後11時30分、3区は同10時、4区は同10時30分、5区は同11時30分以降の見通し。接戦の選挙区は比例復活にかかわる惜敗率も焦点になる。
946投票区で繰り上げ
衆院選の投票は30日午前7時から、県内各市町村の1408投票所で行われる。投票終了時刻は郡山と南相馬の両市を除く57市町村の946投票区で繰り上げし、一部投票区は午後5時で締め切られるため、県選管や市町村選管は投票時間を確認し確実に投票するよう呼び掛けている。
期日前投票の普及で町村部では夜間投票者が多くは見込まれないことなどから、繰り上げる自治体が増えている。郡山、南相馬両市は繰り上げず、全198投票区で午後8時まで投票を受け付ける。
伊達など午後8時から開票
開票作業は30日、県内59市町村の各開票所で行われる。伊達、本宮両市と46町村は午後8時から開始。11市は投票箱の到着を待つため、午後8時10分以降、順次行われる。最も遅い郡山市は午後9時20分から。
開票終了予定時刻は、いわき市や富岡町など29市町村が前回の衆院選より終了予定時刻を早く設定、福島市など19市町村は前回よりも遅い見通し。白河市は当初、小選挙区の開票終了を午後11時30分としていたが、人員増などにより15分短縮する。
(2009年8月30日 福島民友衆院選ニュース) |
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