民主圧勝、政権交代 自民は歴史的大敗
第45回衆院選は30日投票、即日開票の結果、民主党が300議席を超す圧勝を収め、政権交代が確定した。野党第1党が選挙で過半数を取り政権を奪取するのは戦後初めて。9月中旬に開かれる特別国会で鳩山由紀夫代表が首相に選出され、社民、国民新両党との連立内閣が発足する。非自民政権は1994年に退陣した羽田内閣以来15年ぶり。自民党は119議席にとどまる歴史的惨敗。過去最低の223議席を大幅に下回り、1955年の結党以来初めて衆院第1党の座から転落した。麻生太郎首相は記者会見で退陣を表明、自民党総裁も辞任する考えを示した。民主党は政と官の関係を大きく変える方針で、日本の政治システムは一大転機を迎えることになる。
(2009年8月31日 福島民友衆院選ニュース)
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