民主党の両院議員総会であいさつする鳩山代表＝15日夕、東京都内のホテル

　民主党が１５日に開催した両院議員総会。本県選出の同党所属国会議員も８人全員が出席し、大幅に増えた同僚議員の姿に「政権交代」を実感していた。
　衆院１４期目の議員生活を始める渡部恒三議員（福島４区）は「政治生命を懸けて訴えてきた政権交代が実現する。その上、子どものときからかわいがっていた鳩山君が総理大臣になる。これ以上のことはない」と笑顔。県連代表の玄葉光一郎議員（同３区）も「あらためて頑張らなければならないという気持ちだ」と語った。
　また、国替えに伴い本県選出議員となった太田和美議員（同２区）は「圧倒的な議員の数を見て、党に寄せられた期待の大きさを実感した」と気を引き締めた。
　吉田泉議員（同５区）は「４００人を超える国会議員がそろい、政策が実現できる態勢が整った」と話した。
　石原洋三郎（福島１区）、山口和之（比例東北）の両新人議員も鳩山由紀夫代表らのあいさつに聞き入り、政権与党の議員の自覚を新たにした。
（２００９年９月１６日　福島民友衆院選ニュース）