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第45回衆議院議員選挙
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コスタリカ解消問題で総支部が継続 要望

 

 次期衆院選の福島5区の自民党コスタリカ方式解消問題で、県連いわき総支部(円谷裕一総支部長)と双葉総支部(吉田栄光総支部長)は26日、党本部で古賀誠選対委員長、菅義偉副委員長に対し、コスタリカの堅持を要望した。要望後に記者会見した円谷総支部長によると、古賀委員長は「(すべての候補者が)小選挙区で戦って出て来てもらいたい」として、コスタリカは原則として解消する方針を本県関係者にあらためて示した。
 コスタリカ方式を採用している坂本剛二(6期)、吉野正芳(3期)両議員の後援会は27日、いわき市で合同役員会を開き、今後の対応などを協議する。
 古賀委員長はこれまで、県連に対してコスタリカを解消し、いずれかを空白区の福島3区から出馬させる方針を示しているが、この日は誰を3区の候補者とするかには言及しなかった。
 会見で円谷総支部長は「解消は許せない。ましてや国替えなど理解できないと申し上げた。堅持以外は了承できない。自民党がぶっ壊れてしまう」と強い口調で語った。吉田総支部長も「次の総選挙は、両議員の連合後援会を組織して挑もうと準備が始まっている。党の方針は地元と大きな乖離(かいり)がある」と訴えた。
 次期総選挙で5区では、坂本議員が小選挙区で出馬し、吉野議員が比例東北に回る順番になっている。要望には坂本、吉野両議員をはじめ、県連会長の岩城光英参院議員らが同席したが、坂本、吉野両議員からの発言はなかった。

 自民 3選挙区で態勢固まらず
 自民は現職不在の3区の候補者選考も5区の候補者調整と絡んで決まっておらず、コスタリカ解消の対象となる1区も含めて県内5選挙区のうち3選挙区で選挙態勢が固まっていない。このため、党本部の決定を受け入れる方針の県連は22日、菅副委員長に対し、早期に結論を示すよう要請している。
(2008年9月27日 福島民友衆院選ニュース)

 

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