「コスタリカ堅持」要望を決定/坂本、吉野議員陣営
次期衆院選の福島5区の自民党コスタリカ方式解消問題で、坂本剛二(6期)、吉野正芳(3期)両議員の連合後援会は27日、コスタリカ堅持を党本部と県連に要望することを決めた。同日、いわき市で開いた両連合後援会合同役員会で決議した。29日に役員らが党本部、県連を訪れ、要望する。
要望書では、坂本、吉野両議員の議席維持のためには、コスタリカ方式の継続が不可欠としている。
合同役員会には約40人が出席。坂本、吉野両議員が、これまでの経緯を説明した後、対応を協議。出席者からは「地方の声を県連、党本部は受け止めるべき」といった意見が多く出されたという。
会見した坂本連合後援会の大平良夫会長、吉野連合後援会の小沢一之会長代行は、「党本部の考え方は納得しかねる。より結束してコスタリカ維持に努力していく」とし、国替えについては「まったく考えられないこと」と述べた。
坂本、吉野両議員はコメントを控えた。
次期衆院選では、坂本議員が小選挙区に出馬し、吉野議員が比例東北に回る順番になっている。
(2008年9月28日 福島民友衆院選ニュース)
|