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第45回衆議院議員選挙
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佐藤衆院議員が引退 福島1区 自民、亀岡氏立候補へ

 次期衆院選で、自民党がコスタリカ方式の解消方針を示した福島1区から立候補を予定していた前法務副大臣の佐藤剛男氏(71)=5期、比例東北=は28日、福島市で開いた連合後援会の拡大役員会の席上、今期限りで引退し、次期衆院選に出馬しないことを表明した。これにより同区のコスタリカは解消され、比例東北に回る順番だった亀岡偉民氏(53)=1期=の小選挙区からの立候補が確定する。同区は亀岡氏、民主党の元福島市議石原洋三郎氏(35)、共産党県委員会福島相馬地区副委員長の山田裕氏(53)の3人による選挙戦の構図が固まった。
 佐藤氏は役員会後に会見、引退を決意した理由について「諸般の事情を勘案して決意した」と語った。
 佐藤氏はこれまで、小選挙区からの立候補に意欲をみせていたが、コスタリカ解消方針への対応を所属派閥の山崎派の山崎拓会長に一任。党選対と山崎会長との間では小選挙区から立候補せず、比例東北での単独立候補なども検討したとされるが、会見で佐藤氏は検討の経緯には触れず「いろいろな気持ちが心にあるが、おくみ取りください」と語るにとどまった。
 役員会には約200人が出席、佐藤氏は「一私人として地元福島県のために活動したい」と引退を表明。佐藤静雄連合後援会長が「本人が熟慮を重ねた結果」と理解を求めた。出席者からは異論や意見は出なかった。
 佐藤氏の引退表明を受け、亀岡氏は「正直言ってびっくりしている。お考えになった上での結果と思う。佐藤さんの分も働くと約束して選挙を戦う」と福島1区へ立候補する意欲を示した。
(2008年9月29日 福島民友衆院選ニュース)

 

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