1日、自民党本部へコスタリカ堅持要望
自民党執行部は30日、現職2人が選挙のたびに小選挙区と比例代表を入れ替わって立候補する「コスタリカ方式」を採用している8選挙区のうち、広島3区を除く7選挙区で次期衆院選の候補を絞り、最終調整に入った。
このうち神奈川12区では30日、地元県連が前回も同選挙区で当選した桜井郁三氏を候補に正式決定し、コスタリカ解消の第1号となった。
県内の福島1、5区については、1区は佐藤剛男氏が今期限りでの引退を表明し、亀岡偉民氏が前回に続いて出馬することが固まった。5区は坂本剛二氏を擁立し、比例に回る順番だった吉野正芳氏は現職不在の3区に比例名簿1位で優遇した上で「国替え」する方向で調整している。
1日、自民党本部へコスタリカ堅持要望 5区で地元経済団体
次期衆院選の福島5区の自民党コスタリカ方式解消問題で、地元の経済関係団体は1日、党本部を訪れ、コスタリカ堅持を求める要望書を提出する。
要望書は日本商工連盟いわき地区、いわき法人会、いわき経営者協会、県商工政治連盟いわき支部、いわき経済同友会の連名で、5区のコスタリカ方式を継続し、坂本剛二、吉野正芳両議員の議席維持を確実なものとすべきとしている。
(2008年10月1日 福島民友衆院選ニュース)
|