選挙運動自主制限へ 喜多方、南会津の市町議選
統一地方選をめぐり、東日本大震災や福島第1原発事故の被災者に配慮した選挙運動の自主制限の動きが県内で出てきた。
喜多方市議会は31日、全員協議会を開き、4月17日告示、同24日投票の市議選について、選挙カーと屋外での拡声機の使用を自粛することを申し合わせた。
また、4月19日告示、24日投票で行われる南会津町議選で、現職、新人の立候補予定者は31日までに、東日本大震災や原発事故の影響を考慮し、選挙期間の遊説時間の短縮などを申し合わせた。
候補者カーで音を出す時間は午前9時から午後6時までとし、候補者カーの集落間走行中は候補者名や政策を連呼しない自粛を了承した。
同町には同日現在、避難所だけで62人が避難している。
(2011年4月1日 福島民友ニュース)
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