矢祭町長選は現職、新人が28年ぶりの選挙戦展開
統一地方選で、県内で行われている矢祭町長選、喜多方市議選、南会津町議選、北塩原村議選、矢祭町議補選は、24日の投票まであと2日となった。
このうち矢祭町長選は、新人で前町議の鈴木正美候補(53)=無所属=と現職で再選を目指す古張允候補(70)=同=の2人が1983(昭和58)年以来28年ぶりの選挙戦を展開している。
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)への接続の是非が最大の争点。新人の鈴木候補は住基ネットへの接続を訴え、町政の改革を掲げている。農業振興を第一の柱に、選挙カーで名前の浸透を図りながら草の根の選挙運動を展開している。
古張候補は、住基ネットへの不接続や子どもセンター建設を柱に町政の継続を訴える。小刻みな街頭演説を重ね、21行政区に設けた後援会支部の組織力を生かし支持拡大を図っている。
(2011年4月22日 福島民友ニュース)
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