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>> 統一地方選ニュース
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市町村議選、投票率は前回下回る 独自戦術もいまひとつ
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慎重に開票作業を行う職員=喜多方市、厚生会館
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統一地方選後半戦で、24日に投票が行われた喜多方市議選では26人、南会津町議選では18人、北塩原村議選では12人の新議員が誕生した。東日本大震災の影響で、各陣営は独自の戦術で選挙戦を戦ったが、いまひとつ盛り上がりに欠け投票率はいずれも前回を下回った。
【喜多方市】定数26に27人が立候補、現職22人、元職2人、新人2人が当選した。震災や原発事故の被災者や市民感情への配慮から、現職陣営が選挙カーと屋外での拡声機の使用を自粛。その影響もあってか、投票率は69.27%で前回の82.05%から12.78ポイントと大きく下回り、選挙への市民の関心は高まらなかった。
【南会津町】4議席を削減し定数18で初の選挙戦を行い、現職13人、新人5人が当選した。
投票率は前回の86.74%を下回る83.67%。複数候補者のある地区では、限られた票数に候補者がしのぎを削る一方、候補者のいない地区では盛り上がりを欠いた。
【北塩原村】当初は無競争の予測もあったが、告示間近に新人が立候補を表明し、前回に続く実戦。現職11人と女性の新人1人が当選した。女性議員の誕生は初めて。
震災と原発事故で、同村にも大勢の避難者が避難していることから、現職候補のほとんどが選挙カーと拡声機の使用を自粛した。遊説が少ないことで候補者の主張が有権者に伝わりにくく、選挙は盛り上がりに欠けたといえる。投票率は84.19%で、前回の89.49%を5.30ポイント下回った。
(2011年4月26日 福島民友ニュース)
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