職員らの出迎えを受けて初登庁する前後町長＝猪苗代

　東日本大震災に伴う臨時特例で春の統一地方選での実施が延期となった町長選で当選した猪苗代、会津坂下、柳津の３町長は２７日、初登庁した。
　任期はいずれも２６日から４年。

　【猪苗代町】初当選した前後公町長（６９）は、町役場前で職員や支持者らの出迎えを受け、職員らから花束を受けた。就任式では職員を前に、「重要課題が山積している。責務の重大さを胸に、活力と希望あふれるまちづくりを実現するため、職員とともに全身全霊を傾けていきたい」と述べた。

　【会津坂下町】無投票で４選を果たした竹内昰俊町長（６３）は、町役場前で職員や支持者らの出迎えを受け、花束を受けた。竹内町長は「第５次町振興計画に基づき、子どもたちの未来のために、教育を中心とした人づくりに取り組みたい。町民の目線に立った職務の遂行をお願いする」と職員に訓示した。

　【柳津町】無投票で３選を果たした井関庄一町長（６３）は、職員らに拍手で迎えられ、花束を受けた。井関町長は職員らに対し「町民の幸せ、生活向上、福祉の充実に向け、皆さんと一緒に汗を流したい。常に町民の立場に立って職務に取り組み、持続可能な町の発展のために一緒に頑張ろう」と初訓示した。 
（２０１１年６月２８日　福島民友ニュース）