地元以外の得票が鍵 白河市議選、初の大選挙区制
東日本大震災に伴う臨時特例で春の統一地方選での実施が延期となった白河市議選は10日の投票まで2日と迫った。
前回市議選は旧市村単位の選挙区制だったが、今回は市内全域を選挙区とする大選挙区制を導入。定数は26となり、現職21、元職1人、新人6人の計28人が立候補している。
多くの陣営が地盤固めに力を入れた上で、市内全域に選挙カーを走らせる。特に表郷、東両地区は現職、新人5人ずつが出馬しており、混戦状態が続く。また、表郷、東、大信の旧選挙区はすでに色分けされているという見方もあり、旧市内の候補者も予断を許さない状況。地元以外から票をいかに取り込むことができるかが当選の鍵となりそう。
(2011年7月8日 福島民友ニュース)
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