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2011統一地方選(福島)
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被災東北3県の県庁所在地で震災後初選挙 福島市議選

被災東北3県の県庁所在地で震災後初選挙 福島市議選

福島市議選候補者のポスターを貼るシルバー人材センター会員=24日午前9時30分すぎ、福島市渡利

 24日に告示された福島市議選は、定数38に対し現職31人、元職1人、新人12人の計44人が立候補。東日本大震災で被災した東北3県の県庁所在地の中で、震災後初の選挙となった。各候補者は、原発事故で放射線不安が広がっていることを受け、放射線対策や「脱原発」を前面に打ち出した選挙戦をスタート。選挙戦初日の様子を追った。
 東日本大震災のため当初予定の4月から延期となった市議選。おのずと震災からの「復興」と「原発事故への対応」に焦点が当たっている。街頭活動では、現在も避難している人がいることや放射線を心配する市民の心境を考慮し、マイクのボリュームを控えめにする候補者も見られた。
 ある現職陣営幹部は今回の選挙を「震災で現職への風当たりは強い」と分析。「震災で議員の活動が見えなかったという市民も多く、そんな中で新人の勢いは軽視できない」と話す。
 一方、新人は20〜30代の候補も多く出馬。ある陣営幹部は「特に、放射線の影響を不安視している若い親世代に放射線対策を訴え、支持を得たい。地元を中心に前向きな公約を訴えていく」と話す。各議員が今後の市の復興と放射線対策を示す中、他陣営との施策の差異をいかに示すかが鍵となりそうだ。
(2011年7月25日 福島民友ニュース)



 

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