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福島市議選、2000票台25人 投票率は過去最低42.36%
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開票作業を行う福島市の職員ら
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東日本大震災の臨時特例で延期になった福島市議選は現職29人、新人9人が当選した。立候補した44人のうち、2000票台が25人、1000票台が12人となる混戦となった。
候補者の得票をみると、新人の萩原太郎氏が唯一4000票超えでトップ当選。地元後援会が地盤を固め、「市民目線」と「新たな風」を訴えて市全域で地道な選挙活動を展開した。3000票台は3人。2期目を目指した大平洋人氏は前回と同じく2位、3位の小野京子氏は女性の視点に立った復興と子育て支援などを訴えて支持を得た。当選ラインは前回の1800票台を大幅に下回る1400票台となった。
党派別では、民主が現職1議席、自民も現職1議席、社民は現職と新人の2人が当選。公明と共産はそれぞれ現職が改選前の4議席を守った。無所属は(現職18人、新人8人)だった。
投票率は、過去最低だった前回の56.81%を14.45ポイント下回る42.36%。震災の影響も大きいが、何よりも政治に対する市民の期待が薄らいでいることの証明とも受け取れる。
震災後の復旧と復興、放射線への対応など、重要課題が山積している福島市。新議員には、市民の声に真摯(しんし)に耳を傾けながら厳しい目で市政を問いただす働きに期待したい。
(2011年8月2日 福島民友ニュース)
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