若松市長選・投票率の行方注目 両候補、浮動票獲得に力
7日の投票に向けて激しい舌戦が繰り広げられている会津若松市長選。室井照平候補(55)、栗城春夫候補(60)は市内各地で遊説や演説会を開き、政見を訴えながら浮動票の獲得に力が入る。陣営の熱とは裏腹に、東日本大震災の影響で選挙日程が延長されたことで「市民の関心は今ひとつ」という声もあり、投票率の行方に注目が集まる。
市選管に残る1947(昭和22)年以降の記録では、最も投票率が高かったのは1952(昭和27)年の91.72%、最低は現職はじめ3人の争いとなった95年の64.51%だった。
過去5回の市長選の投票率をみると、最も高かったのは新人4人が立候補し、現市長の菅家一郎氏が初当選を果たした1999(平成11)年の73.21%。3人が争った91年は70.96%、現職と新人の一騎打ちとなった93年は69.65%、北会津村、河東町との合併後初の市長選で、4人の争いとなった前回の07年は69.51%だった。
(2011年8月3日 福島民友ニュース)
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