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トップ当選2000票突破、投票率低調 須賀川市議選
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須賀川市議選の開票作業に 当たる職員=須賀川二中体育館
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須賀川市議選と鏡石町議選は4日、投票が行われた。即日開票の結果、須賀川市で28人の新市議、鏡石町で12人の新町議が誕生した。各選挙の戦いを振り返る。
【須賀川市】定数28に対し現職23人、元職1人、新人8人の計32人が立候補し、定数を4人上回る少数激戦を繰り広げた結果、現職22人、新人6人が当選を果たした。
トップ当選は現職の鈴木正勝氏(58)=公明党。積み重ねた実績や3期で築いた地盤を武器に強い支持を得て、唯一、2千票の大台を突破した。新人の最多得票は大寺正晃氏(49)=無所属。地元を支持基盤とした地道な選挙活動が奏功して市街地や郊外など、幅広い層から票を集めた。
投票率は60.52%と、他の市議選と同様に低下。過去最低を記録し、全体的には低調ムードに終わったが、期日前投票は前回の4728票を大きく上回り、有権者数の約1割となる6417票と好調だった。
新人の躍進目立つ 上位5人中3人占める
【鏡石町】告示日に新人3人が新たに立候補する波乱の幕開けとなった8年ぶりの選挙戦は、出馬した現職候補全員が議席を確保した一方、得票数の上位5人のうち新人が3人で、新人候補の躍進も目立った。
現職の今泉文克氏(63)=無所属=が879票を獲得し、トップ当選。町議会議長を務めるなど3期の実績と地盤の強さで多くの支持を得た。新人では古川文雄氏(38)=無所属=が最多の票を集め、2番目となった。当選者の平均年齢は60歳。最年少は新人の古川氏だが、30、40代では唯一の存在で、今後の町の復興を担う若い世代の少なさが気掛かりだ。
投票率は66.49%と、選挙戦となった前々回の投票率79.68%を13.19ポイント下回り、低迷。選挙戦前の混乱もあって盛り上がりに欠ける印象だった。
(2011年9月6日 福島民友ニュース)
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